Smart-UPS 500J/700J用交換用バッテリーのご購入について

高機能無停電電源装置「Smart-UPS 500J/700J」(以下「UPS」と示す)のバッテリー交換は、バッテリーの寿命期間にあわせて、定期的に実施する必要があります。また、作業の安全上及び、使用済バッテリーの廃棄等の面から、以下の様なUPS本体の保守サービスのご契約を前提とし、弊社専門技術員(CE)による交換作業の実施を推奨しております。

弊社で提供しているUPSに関するサービスメニュー

  • 「SupportDesk Product基本サービス」
  • 「SupportDeskパック(UPS用)」
  • 「ハードウェア保守サービス」
  • 「パーコール訪問修理サービス」

※ 各サービスメニューの詳細な内容につきましては、こちらをご参照願います。
//www.fmworld.net/biz/primergy/support/supportdesk.html

バッテリー交換手順

交換用バッテリーをご購入いただいた場合はバッテリーの交換作業はご購入いただいたお客様ご自身での作業となります。そのため、ご購入前に必ず「バッテリー交換手順」の内容をご覧いただき、交換作業の内容について、ご理解下さいますようお願いいたします。

バッテリー交換手順(PDF)

PDFファイルをご覧になるには、Adobe Systems社のAcrobat® Readerが必要です。Get Adobe Reader

ご購入前にご注意いただく内容について

  • 交換用バッテリーは対応するUPS(型名)にのみ搭載できます。それ以外のUPSや他社製品には搭載しないでください。
    • 弊社では、バッテリーの仕様・品質等を厳正に評価したうえで、寿命期間の保証が可能なバッテリーを採用しております。従いまして、他のUPSメーカーを含め、弊社以外の販売店等からバッテリーを購入してご使用された場合、その後、UPSで発生するバッテリーに起因するトラブルは弊社では一切責任を負えませんのでご注意願います。
  • UPSのバッテリー交換は、作業時に電極から火花が飛んだり、誤って電極に触れることにより、感電する可能性があります。また、筐体やカバーの端で怪我をする恐れもありますので、十分にご注意願います。
    • 尚、お客様ご自身でバッテリー交換作業を実施された場合、バッテリー交換により発生した問題につきましては、弊社では一切責任を負えませんのでご注意願います。
    火花、感電に注意
  • 本バッテリーの質量はそれぞれ約5kg程度となります。お客様自身がバッテリー交換を実施する場合には、バッテリーを落下し、怪我等をされないように充分ご注意下さい。
  • 交換用バッテリーはご購入手続きから、約3週間後の納品となります。納品までの期間を考慮いただき、計画性をもってバッテリー交換を実施くださいますようお願いいたします。
    • 交換用バッテリーの期待寿命は約2年です(周囲温度25℃以下で使用の場合)。必ず2年に1回バッテリー交換を実施下さい。

ご購入後にご注意いただく内容について

  • 使用済バッテリーは、産業廃棄物として処理することが法律で定められております。バッテリー交換後に不要となった使用済バッテリーは専門の産業廃棄物処理業者に廃棄処理を依頼されるか、弊社が指定する送付先まで送付していただければ、弊社にて使用済バッテリーの廃棄を行います。
    • 使用済バッテリーの送付先につきましては、購入いただいた交換用バッテリーに同梱される「バッテリー交換手順書」に記載しておりますので、そちらをご参照願います。
  • 使用済バッテリーは交換用バッテリー納品時の梱包箱を使用して、指定の送付先に送付下さい。なお、使用済バッテリーの送付に係わる費用はお客様でご負担いただくことになりますので、ご注意願います。
  • 交換用バッテリーはご購入後、UPSに搭載しないで保管いただいた場合、バッテリーが自然放電するため、ご購入後はできるだけ早い時期にバッテリー交換を実施くださいますようお願いいたします。
交換用バッテリーをUPSに未搭載(未通電)の状態で約1ヶ月間放置した場合、バッテリーは自然放電により、バッテリー交換初期は保持時間が通常の約半分となります。
また、同様な状態で2ヶ月以上、UPSに未搭載(未通電)で放置した場合、バッテリーの期待寿命(約2年間)が短くなりますので、ご注意願います。
  • PRIMEGYでRAS支援サービスをご利用いただいている場合、バッテリー交換後は寿命監視機能の再設定が必要になります。寿命監視機能の再設定方法につきましては、サーバ本体添付の「ユーザーズガイド」に記載されていますので、そちらをご参照願います。